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アルツハイマー病の治療費と治療薬

高齢化社会をむかえ認知症患者は増え続ける一方です。
認知症のうち半数以上を占めるのがアルツハイマー病です。
認知症に共通する症状は、記憶障害や判断力の障害。家事など日常的な活動ができなかったり、今まで通りの生活をするための知的能力の低下や障害が現れ、運動機能も低下。
幻覚、妄想、徘徊、攻撃的言動、夜間覚醒など症状はさまざま。
介護する家族にとっても負担が大きくなります。

アルツハイマー病の症状は、緩やかに進行します。
初期は、記憶力が低下して日常作業の失敗が多くなり、金銭のやり取りも苦手になります。
中期になると、自分がいる場所がわからなくなり、家族の介護が必要になります。
運動機能が低下して後期になると、寝たきり状態になります。

今のところ、アルツハイマー病を根本に治す治療法はありません。
治療の柱となるのは薬物療法です。

よい介護が症状を抑制

治療のもう1つの柱が非薬物療法。
読み書き、計算、子供のころの遊びを思い出す回想法、音楽療法、絵画、陶芸、人形作りなどがあり、デイサービスの通院施設や介護施設のリハビリプログラムで行われます。
よい介護が行われると症状の現れが抑えられことから、介護と治療の重なりの大きさがわかります。

また、症状が重くなれば、家族だけでは介護しきれない現実があり、その場合介護施設の入所を選択せざるをえなくなり、多額の負担となるのは確かのようです。

■アルツハイマー病の治療薬
一般名 製品名 適応段階 特徴 薬価(1日)
ドネベジル アリセプト 経度~高度 1999年発売。細粒、内服ゼリー、口腔内崩壊錠など剤型にバリエーション 427.5円
(5m1錠を1回)
ガランタミン レミニール 経度・中等度 2011年発売。剤型は口腔内崩壊錠、内服液も 427.5円
(8mg1錠を2回/日)
リバスチグミン イクセロン、リバスタッチ 経度・中等度 2011年発売。経皮吸収の貼付型なので、服用困難な患者にも有用 427.5円
(18mg1枚を1回/日)
メマンチン メマリー 中等度・高度 2011年発売。ドネペジルやガランタミンと作用機序が異なるため、併用できる 427.5円
(20mg1錠を1回/日)



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